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吉田 繁
広告や雑誌の撮影をする傍ら、世界の巨樹を3000か所ほど取材、[地球最後の巨樹] 講談社刊などの写真集を各種出版。1990年より全国カレンダー展において、通産大臣賞・大蔵省印刷局局長賞・日本商工会議所会頭賞などを連続受賞。
導入用紙
ピクトリコプルーフ マットDC110V
PICTORICO PROOF DC110V
日本美術院展の図録の撮影現場で、ピクトリコプルーフ マットDC110Vを使用しています。
以前は、先生方から作品と印刷の色が合わないというクレームが多かったようですが、私が関わるようになってから、まずはJapan Color 2011 Coatedのカラーマネジメント運用を徹底しました。しかしこの運用だけではいくつか問題があって、ΔE 5まで許容されてしまうため、かなり印象が違っても規定値とされてしまいます。
そこで、ターゲットとして色見本出力を行い、「これで」という意思疎通が印刷所との間で必要になります。
DC110Vは、印刷本紙「ニューVマット」をベースに使用したマット面仕上がりなので、図録の仕上がりにより近い色見本出力が可能です。色だけでなく質感まで仕上がりイメージに近づけることで、撮影現場に立ち会われる先生方や印刷所と、意思疎通をスムーズに行うことができます。
それをしっかりと具現化できているのがDC110Vということになります。
出力にはEPSON SC-PX3V、カラーマネジメントにはx-rite社のi1を使用しています。
また、全国を巡回する関係で地方の美術館、百貨店などの担当者に、この色見本出力を送り、広告・その他制作物を制作する際に参考となるよう色の意図を伝えています。
色に厳しい現場では、色見本プリントの役割はかなり重要です。
吉田繁 写真家
https://shigeruyoshida.tokyo
広告や雑誌の撮影をする傍ら、世界の巨樹を3000か所ほど取材、[地球最後の巨樹] 講談社刊などの写真集を各種出版。1990年より全国カレンダー展において、通産大臣賞・大蔵省印刷局局長賞・日本商工会議所会頭賞などを連続受賞。
2009年、NewYorkでの個展開催をきっかけに、世界のアート市場へ進出。
2013年よりモスクワのLumiere Brothers Photo Galleryの契約作家に。
2014年10月ロシアの国際写真祭、PHOTOVISAに、2017年にはカザフスタン国際写真祭に、それぞれ、日本人で初めて招待作家として招待され写真展を開催。2019年モスクワ Timiryazev state museum にて個展。海外の美術館などアートシーンでの活動を続けている。
日本美術院:http://nihonbijutsuin.or.jp
x-rite:https://www.xrite.co.jp
プロフェッショナルが愛用するインクジェット色見本用紙のスタンダード
ピクトリコプルーフ マットDC110V
三菱製紙 ニューvマット ベース
Spec: 155μm | 151g/m² Size: A4, A3+, Roll
Japan Color 認証制度 登録プルーフ用紙 JC-RS0008